10代|男性女性とも|ともに学生
相続放棄により被相続人の負債相続を避け、解決に至る
遺産の種類・概要
動産(23区内、複数。合計数億の見込み)、株式(不明)、 負債 (数十億円の見込み・被相続人代理人報告)
被相続人 |
相続人の祖父 |
---|---|
依頼者 |
被相続人の孫二人(未成年・未成年者ら父が代理) |
紛争の相手方 |
金融機関等債権者 |
相談内容
被相続人は生前、不動産業を営んでいたが、多額の負債を抱えて急死しました。
相続人らは、被相続人の事業のことは知っていたものの、財産負債について詳細は知らなかったようです。
そこで相続人らは、弁護士に介入してもらったうえで財産調査等をしてほしい、そしてその調査の結果、負債超過であれば相続放棄をしてほしいと御依頼されました。
対応と結果
まずは被相続人の生前、諸々の代理をしていたという代理人に接触し財産状況を確認したところ、財産は存在するもののその財産価値を大きく上回る負債(数十億程度)が存在するとのことが分かりました。
そこで当職は、相続人全員に負債が及ばないよう、速やかに相続放棄手続をとるよう依頼者に提案し、依頼者の了承を得ました。
そこからは迅速に裁判所へ申立を行い、同申立てに基づく申述が認められたので、相続人らに対する請求を止めることができました。